若ハゲから立ち直って学んだこと

若ハゲから立ち直って学んだこと

男性であればぶち当たる人もいるであろう、頭がハゲてしまう問題。僕も

ハゲました。

ハゲるのは仕方ないと思っていたけれど、まだ20代だよ!?あと20年くらいは先だと思ってたよ。子供の頃に冗談&悪口でハゲー!と言っていた事もあったけれど、これが天罰なのか・・・と当時は思いました。

今日は僕がどうやって若ハゲから立ち直ったのか、つらづらと体験談でも書いていきたいと思います。ハゲを気にしている方の参考になれば幸いです。

若ハゲの前兆

実家で暮らしてた時、母親から「あんた、髪薄くなってない?」と言われたのが気付くきっかけでした。確かに少し薄くなったかも・・・?とその時は軽く考えていたのですが、その頃から定期的に鏡を見るようになりました。母の言葉を信じたくなかったんですね。

で、実際に観察していくと・・・確実にボリュームが少なくなっていくのが分かりました。実感してしまった時は真っ青になりましたね。ネットで調べると「AGAではないか」と思い、病院に駆け込みました。

細かい治療代は覚えていないのですが、元のようにふさふさにするには50万くらいかかる事が分かり諦めました。今でもこの金額を払えないです。確実にふさふさになるかも分からないと言ってましたし、金額も金額。諦めるしかなかったのです。

現状の髪の毛を維持する薬だけなら、もっと安く済ます事もできたんだけどね。その時はもう、中心が少し薄くなっていて、現状維持するだけなら価値はないなと感じちゃったんです。結局治療は受けず、ゆっくりと少なくなっていく髪を見届けるしかありませんでした。

誤魔化しの美容室

今までは髪型を気にせず、散髪屋へ行っても短く切って貰うだけで済ましてましたが、この頃は美容室に通ってました。何故かというと、美容室の方が髪を切るスキルが高く、髪の薄さを気にさせないカットをしてくれてたんだよね。

髪が薄くなっていると実感していたけれど、美容師カットのおかげでハゲが目立たず、心を保つ事ができました。シルバーカードを貰うくらいには通ってたので、僕の必死さ(笑)が少しは伝わればと思います。

しかし、それも長くは続かず。とうとう頭の肌が見える所までハゲてきてしまった時から、美容室を使わなくなりました。

とことんネガティブに

ハゲて以降、僕はとことんネガティブになりました。この年齢でハゲてるなら、もう彼女を作る事は無理だろう。女の子だって僕を選ぶくらいなら髪の毛がある人を選ぶだろう・・・と思っちゃうくらい、本気で落ち込みました。

まわりからも

・20代に見えない

・日本人の女の子と付き合うのは無理じゃないか

とか言われてたから、余計に自信を失ってしまいました。以前、ホリエモンの動画で「皆自分の事しか考えてないから。自分が幸せになるように考えていいんだよ」って言ってたけど、当時は凄く実感しましたね。確かに僕の事を考えて発言はしてねーなっていう。考えていたら、上記の発言はしないはずだと思ったので。根に持っている訳ではないけれど、当時はそれなりに傷ついた物でした。

友達に「ハゲてると彼女作るの無理かなあ」と相談すると、友達は「そんな事はないよ」と言ってくれる。けど僕は内心「頭がハゲてない人がいってもなあ」と思ってしまいました。

なら聞くなよって話で、今でも本当に情けなかったなと思ってます。当時は傷を舐めて貰いたいくらい、落ち込んでたんだよね。ハゲからくる強烈な劣等感を、他者からの言葉で緩和させたかったんだと思う。つくづく情けない男だったと、今でも思っています。

この時は何でもネガティブでした。仕事はできないし楽しくなかったし、女の子がいても自信を持つことができず、話しかける事もほとんどしませんでした。

復活の起点

考えが変わる起点になったのは、飲み会経由で友達から年配の男性を紹介して貰った時の事です。僕自身がハゲでネガティブになっているとその人が

「芸能人で鶴瓶さんっているでしょ。鶴瓶さんだってハゲてるけど、奥さんいるでしょ。めっちゃ人気もあるじゃん。女の子が一番駄目だって思っているのは何考えてるか分からない男で、ハゲてるかどうかって些細な事だよ。少なくともネガティブになってちゃ、魅力的な人間ではないよね」

と、言ってくれました。確かにそうかも知れないな・・・と。鶴瓶さんの事は良く知らないけど、紅白歌合戦で司会をしていた方だな、と思い出しました。確かにあの方のトークは面白く、男の僕から見ても魅力的な人間だと感じました。

ハゲていても魅力的な人はいる。これは紛れもない事実です。この時、僕は自分自身でどんどん自分を駄目な方向に持っていっていると実感させられました。そこで、一つの行動にでます。

つるっぱげに

髪の毛をバリカンでカットして貰う事にしました。今まで美容室に行ってまで、少ない髪の毛を誤魔化そうとしていたけれど。もう諦めて、次に進もうと思ったんです。半端に髪があるせいで、余計におっさんくさい見た目にもなってたしね。

店員さんが「・・・本当に切っちゃっても良いですか?」とカービィのデータファイルを消す時のような台詞を言われましたが

やっちゃってください

と一言。見事につるっぱげになりました。

つるっぱげにしてから

髪の毛を失ってから、僕はどんどん行動に移す事にしました。良い意味で開き直れたんだと思います。

まず社員と飲み会の時、最低三人と話す癖をつけました。更にその中に最低一人の女の子と話すようにする。これを目標に実施しました。開き直ったとはいえ、自信が持てない部分は変わらないし、女の子に不安があるのは変わらない。なのでまず、会話をする事に慣れて克服していこうと思いました。脱ネガティブ。

最初こそ挙動不審だったかも知れないけど、少しずつ慣れていきました。慣れた結果、今では別れてしまったけれど、初めて恋人を作る事もできましたよ。

転職活動も開始。どうせならハゲを武器にしてやろうと思って、ハゲを含めて笑いを作った自己紹介をしてやりました。それなりにウケは良かったと思います。結果的に現在、望んでいた開発職の仕事に就く事ができました。

学んだこと

結局自分で解決するしかない

極論になってしまいますが、こういった問題は自分で解決するしかないんだなって思いました。友人に相談した所で、上述のように感じていた訳ですし・・・。つくづく面倒な男だなと思います。

今はすっかりハゲに慣れ、あまり劣等感を感じなくなりました(まだたまに感じる時はあるけれど笑)。今の状態になれたのは、自分で行動していく事で少しずつ自信をつけていけたからだと思うんです。

ハゲになってからも素晴らしい友人を作る事はできたし、女の子もそれなりに会話はしてくれたし。ハゲだから駄目だった、っていう事は今の所なかったです。今後「ハゲは無理!」って女の子は出てくるかも知れないけどね。

自信というのは、自分が成果を作っていく事で磨き上げていくもの。ハゲだから無理・・・と逃げ越しになるのが一番良くない事だったと、今はそう感じています。

見方を変えること

これは自分の経験と友人の助言で気付いた事ですが、ハゲを重く見過ぎていたかも知れないという事です。見方を変えてみても良かったのかなと思います。短所と一方的に考えず、長所と捉える事もできるんじゃないかと。

その例として、帽子を身に付ける事が容易になったという事です。髪の毛がかさばる事がないため、帽子の選択肢は大分増えました。これは友人に教えて貰って初めて気付いた事です。今までは洋服しか見てきませんでしたが、最近は帽子を見る事も中々面白くなってきました。

助言をして頂いた友人は僕がハゲてからできた新しい友人です。ネガティブのままであれば、そもそも友人になれていなかったかも知れない。このように気付くキッカケもなかったかも知れない。そう考えると恐ろしいですね。自分で重くとらえ過ぎず、多くの方と交流して見方を変えることで気付く事もあると学びました。

ただ、フサフサな方が「見方を変えたらどうだろう?」とハゲの人間に助言しても、場合によっては皮肉にも捉えられてしまうかも知れませんけどね。ハゲの人間はまず髪を失う事による劣等感からの払拭が先。それをクリアしている方であれば、助言してみても良いのではないかと思います。

人としての魅力をあげること

僕はハゲになり、他人からどう見られるだろう?とずっと不安を抱えていましたが、そもそも不安ばかり感じているネガティブな奴に近づく人ってまずいないと思うんですよね。そもそも眼中に入らない。

女の子に関しても、髪の毛がある時に彼女ができた事ってなかったんです。結局のところ、逃げる口実を作っていただけだったんだなと痛感しました。

ハゲかどうかではなく、まず自分の魅力を高めていくこと。自分に魅力がなければ女の子どころか、男の友人もできない。自分を磨いていくことが、遠いようで一番の近道でした。実際に今はそれなりに上手く回っているので、たぶん正しかったのかなって思います。今では僕に気付かせてくれた、年配の男性にも感謝しています。

さいごに

僕もネットに救われた経験があるので、今回の記事を書こうと思いました。当事者の体験談が、少しでも参考になれば幸いだと感じています。

今回は僕なりの立ち直り方を書かせて頂きましたが、別の解決方法があればそれでも良いと思います。お金があるならカツラをつけても良いですし、病院で治療を受けたって良いんです。僕もお金持ちであれば、治療を受けたかも知れないですし。皆様なりにベストな解決方法があれば、それで良いと思います。

ただ・・・今だから言えるのですが、たまにハゲになって良かったかな、と思う時があります。元々消極的だった僕がこうなれたのは、ハゲのおかげでもあるんです。

嫌な事があった時の僕の解決策は基本”逃げること”でした。受験は推薦で終わらせる、部活は無理そうならやめる。バイトも辛いなら辞める。乗り越えるのではなく、逃げる事で解決してきました。

逃げる事は悪い事ではないと思いますが、いかんせん乗り越える事を覚えてこなかった。学校のテストだけは直前で詰め込んで何とかしてきたけれど。今回ばかりは、逃げるという手段を取ることができず、向き合うしかなかった。

でも、向き合う事で本気になり、今のようになる事ができた。学生時代は何一つ本気になる事ができなかったのに、今更ながらはじめて本気になれた気がします。

良く「やる気スイッチはどこにあるのか?」という話題を見ます。僕個人の意見としては「失敗や問題が起きたとき、本気で向き合えるかどうか」の一点だと思いました。能力云々関わらず、誰もが本気になるスイッチがあるものだと思います。

現に僕は今まで失敗しても逃げてきた。だから自信もつかず、自分を立て直す心も持ち合わせていなかった。いつまでも向き合わないから、ダメなままだったんです。でもハゲになって本気になり向き合うことで、少しは変われたんじゃないかなって思ってます。

ハゲになってショックだったけど、むしろ自分を変える転機でもあったんじゃないか・・・と今ではそう感じています。昔では考えられない、ポジティブ思考です。

他人から短所、欠点と言われている事をむしろ自分の転機に。結果論だけど、中々人生って面白いもんだなと。なんてね。

ではでは。

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ホリー
名前:ホリー。職業:エンジニア。 3年間SEとして業務に従事するも、今の生き方に疑問を感じてしまい退職してニートデビュー。ニート中に生き方を模索した結果、エンジニアとして転職を決意、現在は一流のエンジニアから仕事を請負いつつ業務をこなしている。大人になってもゲームが大好きな事に気づき、2018年3月に本ゲームブログを開設した。ゲームは「星のカービィ」が特に好き。

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